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絵詞作家・内田麟太郎さんが紹介してくださる

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     AM 2月はあと3日しか残っていない。児童文学作家の高橋秀雄さんがブログに「2月は、いつもの月より2日足りない」ようなことを書いていた。彼の誕生日は確か29日だ。4年に1度しか巡ってこない。気持ちがわかる。2日足りないと、作家はあわてる。月末締切りが早まるからだ。私も今日あたり「書評」を送って置こう。

     

      羽村に住む著名な絵詞作家・内田麟太郎さんが拙書『三月の空を見上げて』(第三文明社刊)を、3月3日の「ブログ」に紹介してくださった。大事に温めておいた。ここに紹介させていただきます。(内田さんありがとうございました)。

       ↓

       幼児期を浅草の幼稚園に通い、小学五年生で福島県猪苗代町へ縁故疎開し、そして戦災孤児になった少年の自伝です。
     母は少年が小学四年生の時、国防婦人会の連日の竹槍訓練で亡くなります。それを追うようにして米軍の飛行機は首都東京に。少年は福島の地でそれを知ります。1945・3・10。東京大空襲。B29爆撃機300機。死者10万人余。少年は父も失ったのです。
     戦災孤児の戦後は、いうまでもなく苦闘の時代になりました。中学校も二年生で中退。働かなければ食べていけません。鋸の目立て屋、下駄職人の下働き、そして中古モーター再生品作り、ブリヂストン栃木県総代理店などで、働きながら、高校受験資格を取得。夜間定時制高校、法政大学夜間部を経て八丈小島の教師へ。高校は高橋秀雄さんの母校でもある宇都宮商業高校です。
     その教師時代に雑誌『文芸広場』(文部省公立学校共済組合発行)に出会います。それは人との出会いでもありました。選者は福田...清人、神保光太郎、中村草田男氏など。やがて日本児童文芸家協会では浜田広介氏と。戦災孤児だった漆原智良少年は児童文学者になっています。
     その意志的な生き方にはただ感嘆するばかりでしたが、それよりもこの自伝に一貫して流れているのは非戦の願いです。戦争がどんなに子どもたちにとって酷いものであったか。それを語らずにはおられなかった人の、自伝です。

     

    漆原智良 * - * 14:10 * comments(4) * - * - -

    コメント

    漆原先生
    『三月の空を見上げて』大好評ですね。大作でした。永遠に読み継がれていってほしい本です。すぐ、3月が来ます。この本が多くの人の胸に届きますように。
    Comment by ひでちゃん @ 2019/02/25 2:21 PM
    >ひでちゃんへ
     応援ありがとうございます。「3:10から3:11まで」を風化させないために書き残しています。「ひでちゃんさん」がコメントをくださった日は、必ずいいことが起こります。「次作の見本が出来た」と、アリス館から連絡が入りました。
     これで一段落です。戦争と震災の3部作が、揃ったからです。しばらく、長編を休みます。というより85歳の体力限界です。
     昨日、講座に行ったら「季節風」の人が6〜7人いました。
     のんびりと「釣り」にいらしてください。一平さんの多摩川へ…。
    Comment by うるうる @ 2019/02/25 5:34 PM
    どこかでお目にかかったような。
    Comment by 内田麟太 @ 2019/02/25 5:36 PM
    >内田麟太郎さんへ
     最初と最後の締めにお借りしました。じつは、3月4日発売の「かがやけ!虹の架け橋」の見本ができたという知らせが入りました。ここで「三月の空を見上げて」を閉じて、次の作品の紹介に入ろうかと思っています。お借りしました。FBに早くも多くの方が飛びこみ、シェアされました。ありがとうございました。安心して山形へ行けそうです。
    Comment by うるうる @ 2019/02/25 5:53 PM
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