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「とりづくし」(内田麟太郎/作・石井聖岳/絵・すずき出版)

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     憲法記念日。朝から快晴。いつの世までも戦争を2度と起こさない、平和維持の憲法であってほしい。

     歯の治療後、体調不良なので自宅でゴロゴロと片づけたり、読書したりの一日。暑くなってきたが、妻は都心へ。息子は、網戸を補修してくれた。いよいよ初夏から、本格的な夏へ向かう。東京の気温は22度とのこと。

     

     「とりづくし」(内田麟太郎/作・石井聖岳/絵・すずき出版刊)を読んだ。つまり「とりばかり」の意。「ことり ひとり ひとりぼっち」〜〜「ことり ちりとり きれいずき」「きれいな へやに うっとり ことり」。お化けも出て来て「いのちとり」。とりはあせ「じっとり」……あとは読んでのお楽しみ。

     日本語は面白い。遠い昔から「同音語」「同義語「回文」など、さまざまな形で「言葉遊び」がおこなわれてきた。ここでは「とり」を取り上げている。「鳥」(名詞、「塵取り」(名詞)、「うっとり」(副詞)……など、さまざまな品詞を巧みに生かし、ユーモラスに文脈を繋ぎ、さまざまな角度から、子どもがハッと驚く場面を作り上げている。結末の「とり=かとりせんこう」には、読者は思わずニヤリ。ナンセンス言葉遊びを通して、幼児たちは自作の「ことば遊び」を発見していくにちがいない。かつて、国語教科書の巻末に「ことば遊び」を提案し、実現したことがある。

     

                      とりづくし 

     

    漆原智良 * - * 15:18 * comments(2) * - * - -

    コメント

    「とりづくし」をお取り上げ頂きありがとうございます。石井さんがのびのびとした絵を描いてくださいました。「わたりどりでも」は、崑柴以園で「鳥なんだなぁ」としみじみ氏の姿に驚き強く印象が残っていました。それが窯変して……。
    Comment by 内田麟太郎 @ 2019/05/03 6:32 PM
    >内田麟太郎さんへ
     あそこが、一つのひねり。「0000を、渡り鳥」としたところがミソ。「やったなあ」と思った場面でした。それで読者に「おたのしみに」と。明日のサイン会は、午後から上野の森へ行くことにしました。10時半頃家を出れば間に合うでしょう。
    Comment by うるうる @ 2019/05/03 8:02 PM
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